重要なお知らせ|Oracle 11gを使用する場合の注意事項 | SiteTracker(サイトトラッカー)

SiteTrackerに関する重要なお知らせです。

Oracle 11g を使用する場合の注意事項

2012年02月16日
(2012年09月14日改訂)

SiteTracker 9 用のデータベースサーバー(以下、DB と表記)として Oracle 11g を使用する場合の注意点を記載いたします。

【注意事項】
SiteTracker 9 用の DB として Oracle 11g を使用する場合、SiteTracker をインストールするマシンには Oracle 10.2 Client がインストールされている必要があります。更に Linux、Oracle の組み合わせで 64bit 版を使用する場合は、SiteTracker 9 及び Oracle 10.2 Client も 64bit 版を使用してください。


【解説】

  • SiteTracker 9 は、Oracle 10g Client のライブラリファイルを使用します。
  • Oracle 10.1 と Oracle 10.2 との仕様の違いにより、SiteTracker 9 用の DB として Oracle 11g を使用する場合に Oracle 10.1 Client は使用できません。 必ず、Oracle 10.2 Client を使用してください。
  • Sitetracker 9 用の DB として Oracle 11g を使用する場合、可能な組み合わせは下表の通りになります。
    OS Oracle 11g Oracle Client SiteTracker 9
    32 bit 版 Linux Red Hat Enterprise Linux 4 / 5 32 bit 版 Oracle 10.2 Client (32 bit版) 32 bit 版
    64 bit 版 Linux Red Hat Enterprise Linux 4 / 5 64 bit 版 Oracle 10.2 Client (64 bit版) 64 bit 版
    32 bit 版 Windows XP/Server 2003/Server 2008
    32 bit 版 Oracle 10.2 Client (32 bit版) 32 bit 版
    64 bit 版 Windows XP/Server 2003/Server 2008
    ※ 32 bit 互換モード
    32 / 64 bit 版 Oracle 10.2 Client (32 bit版) 32 bit 版
  • SiteTracker 9 用に Oracle 10.2 Client をインストールする場合、インストールタイプはランタイムを選択してください。
  • SiteTracker 9 のインストール後も Oracle 10g Client はアンインストールしないようご注意ください。
  • Oracle 10.2 Client を Oracle 11g Client にアップグレードしないようご注意ください。Oracle 11g Client での動作は、サポート対象外となります。


【資料/ドキュメントの記載について】

誠に申し訳ございませんが、以下の資料/ドキュメントにおいて、上記注意事項に関連する記述に誤りがございました。

  1. SiteTracker 9 製品カタログ (sitetracker9_catalog.pdf)
  2. SiteTracker 9 製品資料 (sitetracker9_introduction.pdf)
  3. SiteTracker 9 システム環境 (ST9_environments.pdf)
  4. SiteTracker 9 インストールガイド (ST9_installationguide.pdf)

修正内容につきましては、後述する正誤表をご確認ください。
また、上記資料/ドキュメントの修正版(PDF ファイル)を Web サイトの以下のページに掲載しました。過去に以下のページからダウンロードされた方は、お手数ですが再度ダウンロードしてくださいますよう、お願い致します。


製品資料ダウンロードページ 評価版ダウンロードページ ユーザ専用ページ
SiteTracker 9 製品カタログ
SiteTracker 9 製品資料
SiteTracker 9 システム環境
SiteTracker 9 製品インストールガイド

◎ 製品資料ダウンロードページ/評価版ダウンロードページへのアクセスには別途お申し込みが必要です。
   資料請求フォームLinkIcon


【資料/ドキュメントの正誤表】

a. SiteTracker 9 製品カタログ(sitetracker9_catalog.pdf)

修正箇所
P.4
動作環境の補足
※Oracle 11gの環境にSiteTrackerをインストールする場合は、Oracle 10.2(32bit) クライアントが必要です。 ※Oracle 11gの環境にSiteTrackerをインストールする場合は、Oracle 10.2 クライアントが必要です。

※ 修正版の資料バージョンは「kpscat_st9_v04」(本お知らせ掲載時点)です。(バージョンは P.4 の右下に記載)

b. SiteTracker 9 製品資料(sitetracker9_introduction.pdf)

修正箇所
P.27
動作環境の補足
※Oracle 11gの環境でSiteTrackerをインストールする場合は、Oracle 10.2(32bit)クライアントが必要です。 ※Oracle 11gの環境でSiteTrackerをインストールする場合は、Oracle 10.2クライアントが必要です。

※ 修正版の資料バージョンは「2012.02.10」(本お知らせ掲載時点)です。(バージョンは P.1 の右下に記載)

c. SiteTracker 9 システム環境(ST9_environments.pdf)

修正箇所
P.3
データベースの注意
Oracle 11gにインストールする場合は、Oracle 10.2 32-bit クライアントを使用する必要があります Oracle 11gにインストールする場合は、Oracle 10.2 クライアントを使用する必要があります

※ 修正版のドキュメントバージョンは「更新日:2012年02月10日」(本お知らせ掲載時点)です。(バージョンは P.1 の下に記載)

修正箇所
P.3
データベースの注意
(インストール後に最新のクライアントにアップグレードすることもできます) (Oracle 10.2 クライアントはアップグレードしないようご注意ください。)

※ 修正版のドキュメントバージョンは「更新日:2012年09月12日」(本お知らせ改訂時点)です。(バージョンは P.1 の下に記載)

d. インストールガイド(ST9_installationguide.pdf)

修正箇所
P.4
SiteTracker for Oracleをインストールする前に
(以下の文章を追記)
データベースサーバーに Oracle 11g を使用する場合、SiteTracker をインストールするマシンには Oracle 10g Client がインストールされている必要があります。更にLinux、Oracle の組み合わせで 64bit 版を使用する場合は、SiteTracker 9 および Oracle 10g Client も 64bit 版を使用してください。
P.13
ld.so.1: ntinstall: fatal: libclntsh.so.10.1: open failed: No such file or directory
Oracle 11g を使用する SiteTracker をインストールする場合、LD_LIBRARYPATH の上でオラクル Client 10.2 32bit ライブラリがありません。Oracle 11g を使用する SiteTracker をインストールするときは、Oracle 10.2 32bit クライアントを使用しなければなりません。 Oracle 11g 環境に SiteTracker をインストールする場合に、Oracle Client 10.2 ライブラリがライブラリ検索パス(/lib、/usr/lib または環境変数 LD_LIBRARY_PATH)に依存しません。Oracle 11g を使用する SiteTracker をインストールするときは、あらかじめ Oracle 10.2 Client をインストールし、ライブラリがロードできるようにしておく必要があります。

※ 修正版のドキュメントバージョンは「更新日:2012年02月10日」(本お知らせ掲載時点)です。(バージョンは P.1 の下に記載)

修正箇所
P.14
ld.so.1: ntinstall: fatal: libclntsh.so.10.1: open failed: No such file or directory
(必要であれば、後のインストールで、クライアントをバージョン11 にアップグレードします。) (Oracle 10.2 Clientはアップグレードしないようご注意ください。)

※ 修正版のドキュメントバージョンは「更新日:2012年09月12日」(本お知らせ改訂時点)です。(バージョンは P.1 の下に記載)


以上

【改訂内容】
2012年09月14日: Oracle 11g Client に関する記述を訂正。
2012年08月10日: Oracle 10.2 Client のインストールタイプを追記。