キャンペーン解析の有料検索キーワードについて知りたいのですが?(第3回:有料検索キーワード)
【 全 Ver. 】
キャンペーンチャネルのタイプ設定には、1つだけ特殊なものがあります。それが「検索エンジン(PPC/CPM)」タイプです。
タイプに「検索エンジン」を選択すると、「有料キーワードパラメータ」という設定項目が表示されます。
これは、キャンペーンセグメントで指定したページに付加された、広告出稿先での検索キーワードに基づくパラメータを指定するための物です。
例えば Google Adwords に広告を出した場合、「kw」というパラメータ名に対して、広告契約時に設定したキーワードが付加されます。
広告キーワードとして「ログ解析」と「WEB分析」を設定し、そのキーワードが含まれる検索結果からの訪問について「log_web」というキーワードを付加してもらうようにした場合、
/products/st/?ppc=g&gr=st&kw=log_web
というページへのアクセスが発生します。
このアクセスをキャンペーン解析するには、以下のような設定を行います。
キャンペーンの設定
- 対象の商品名などを設定します
キャンペーンチャネルの設定
- 広告出稿先の名称を入力し、タイプを検索エンジン、有料検索キーワードを「kw」に設定します。
キャンペーンセグメントの設定
- 商品名と出稿先、あるいはランディングページの分類名などを設定します。
最初の閲覧ページ
- 「次を含む」「/products/st/?ppc=g&gr=st」を設定します。キャンペーンの最初の閲覧ページは「ページ」の名称に反してクエリ文字も含みます。従って出向先ごとにランディングページの振り分けを行うことが可能です。
このような設定によりキャンペーンレポートの「有料キーワードサマリ」が有効になります。
(このサンプルには他のキャンペーンも含まれています)
また、有料キーワードサマリの1項目から、実際に検索キーワードとして使用された文字をキーワードサマリ形式で表示できます。
検索エンジンタイプのキャンペーンチャネルは、広告出稿時に解析方法を含めた内容を決めておく必要がありますが、きちんと設定できれば、SEO に大変有効です。
関連項目:
- キャンペーン解析の概要を知りたいのですが?(第1回:キャンペーン解析概要)
- キャンペーン解析の実施と設定を知りたいのですが?(第2回:キャンペーンの実施と設定)
※ 操作手順や用語は、基本的にSiteTracker 8 をベースに記載しています。