Standard エディションと Premier/Premier Lite エディションの機能差は何ですか?
【 Ver.8 】
SiteTracker には汎用データベースを使用する 「Premier」 および 「Premier Lite」 エディションが存在しています。
(以降、単に Premier と書きます。但し、Premier for SQLite は除きます。)
Standard エディションと比べると、ページ経路のツリービュー表示やオーバレイビューワーなどの機能の違いがあります。
しかし、本当の違いは、「解析できるデータの最大量」 と 「汎用データベースを使用することによる拡張性」 にあります。
Standard(および Premier for SQLite)は、SiteTracker プログラムにデータベースモジュールを組み込んでいます。そのため汎用データベースを用意することなく、簡単に運用することが出来ます。
その反面、データベースシステムとしての上限は低く、
- 1 回の更新で読み込むログファイルのサイズが 200 MB(圧縮時 10 MB)以下
- 読み込ませた合計のログファイルサイズが 10 ~ 16 GB(圧縮時は 1/20)以下
- データベースファイルサイズ(nettracker.dat)が 3 GB 以下
で運用しないと、処理が非常に遅くなったり、最悪エラーで停止する可能性が高くなります。
それに対し、Premier では使用するデータベースシステムの機能・性能に依存しますので上記のような制限はありません。
もちろん、大量のデータが蓄積されれば処理速度は遅くなりますし、エラーが発生する可能性が皆無とはいえません。しかしそれに達するまでの余裕が遥かに違います。
また、汎用データベースではアクセス速度に対するチューニングをおこなうこともできるので、更に SiteTracker の性能を向上させることも可能です。
※ 操作手順や用語は、基本的にSiteTracker 8 をベースに記載しています。